100%植物由来の化粧品と、ISO 16128の自然由来指数:1について考えてみた
ISO 16128の自然由来原料とは、
ISO 16128 で定義された自然由来原料
植物・動物などから得られた「自然由来部分」と石油などから得られた「非自然由来部分」
が化学反応して出来た原料で、分子構造の 50%以上が自然由来部分で出来ているもの
参照:日本化粧品工業会「ISO 16128 に基づく化粧品の自然及びオーガニックに係る指数表示」
https://www.jcia.org/user/(アクセス:2024.12.18)
使用される成分が全て自然由来であっても、途中の加工法(エステル化、加水分解、アルキル化等)によって係数をかけることになるため、自然由来指数は1ではなくなってしまうようです。
100%自然由来と、自然由来指数:1は考え方が違うようです。
では、100%植物由来はどうでしょう。
ISO 16128 で定義された自然由来原料の中で、
植物由来に絞って(動物はナシ)、つくられた化粧品は、
「100%植物由来」と言えそう。
(注_自然由来指数:1とは限らない)
まとめ
100%植物由来の化粧品は、ISO 16128 で定義された自然由来原料中、植物を起源とするもの(自社基準)
でいかがでしょうか。